初代小西絹甫さんの押絵展を母のお供で見に行ったのは何時の頃だったのか、
遠い昔、品格のある作品に感激したのを思い出します。
今回は「以手伝心」の6世代 120周年展とあり、初代さんから6世代それぞれの
作品が一同に展示され、立派な展覧会でした。
本来「みやび流」は浮世絵等昔の絵をそのまま押絵にした作品が殆どでしたが
今回若い方の作品には今迄とは違った構図の作品もあり、これからどの様に
変化して行くのか楽しみです。
現代の家屋には仲々調和し難い押絵の世界ですが、本来押絵には、この様な
作品が有った事を知る為にも一度ご覧になって置かれては如何でしょうか。
阪急「王子公園駅」西口から徒歩6分
兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー(王子動物園南向かい)